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完全非破壊型 鉄筋腐食探知器 iCOR Giatec社

鉄筋腐食探査の新時代が到来!鉄筋腐食速度を測定し、コンクリート構造物の長寿命化に貢献!

腐食スピードが瞬時に把握可能で、保全管理に最適です。

はつり不要 水撒き不要 ワイヤレス NETIS登録商品:KK-170052-A

iCORは、革新的なアルゴリズムを利用したコンクリート中における鉄筋腐食の完全非破壊型探査器です。

鉄筋コンクリート構造物の耐久性を低下させる原因のうち、最も重大な鉄筋腐食。事故や大規模な補修が必要となる前に、「iCOR」を活用し鉄筋腐食を未然に防いでいくことが重要視されています。

これまで複数の機器を使って下記の項目を測定していましたが、iCORは“一台”で“同時”に、かつ“数秒間”で測定することができます。

  • コンクリート内の鉄筋腐食速度(μm/year)
  • コンクリート電気抵抗率(kΩ・cm)
  • 自然電位(mV/CSE) ※鉄筋との接触が必要
  • 温度・湿度(温度・湿度の数値から結果を自動補正するため)

専用アプリ

ダウンロード

iCOR性能比較資料をダウンロード  クイックガイドをダウンロード

使用上の注意をダウンロード 【故障防止】お手入れ方法をダウンロード

動画

v.3.1の取説動画はこちら

特長

鉄筋を露出する必要がない完全非破壊型であり、計測部と本体がワイヤレスで、ケーブル長さに影響されず、広範囲の探査が可能です。これにより従来の鉄筋腐食探査法に比べ、時間・人的資源・費用を大幅に削減することができ、あわせてコンクリート構造物へのダメージを大幅に軽減することも可能となりました。

完全非破壊型 鉄筋腐食探知器 iCOR
  • コンクリートはつりによる鉄筋との接触不要の完全非破壊型です
  • 【鉄筋腐食速度】【コンクリート電気抵抗率】【自然電位※】を同時計測、一台三役 ※鉄筋との接触が必要
  • 計測時間3~30秒/点 ※分極抵抗法は、測定時間10分以上/点に比べ大幅短縮
  • メンテナンスフリー電極を使用
  • 電極ータブレット間はワイヤレス接続
  • 計測から報告書作成まで一人でOK! 現場で三種類の腐食度マップ(鉄筋腐食速度、コンクリート電気抵抗率、自然電位※)を作成し、その場で腐食位置を判断
完全非破壊型 鉄筋腐食探知器 iCOR
従来品との比較
完全非破壊型 鉄筋腐食探知器 iCOR 従来品との比較
iCOR 本体情報
完全非破壊型 鉄筋腐食探知器 iCOR 本体情報

iCOR 測定手順

1.設定

配筋探査

電磁波レーダ SIR-EZシリーズを用いて鉄筋位置、かぶり厚さを測定し、測定面に罫書きます。

完全非破壊型 鉄筋腐食探知器 iCOR
グリッド(測定点図)の設定

縦横の測定点数から、タブレット上にグリッド(測定点図)を設定します。

完全非破壊型 鉄筋腐食探知器 iCOR
Bluetooth接続

タブレットとiCOR本体をBluetoothで接続します。

2.測定

測定点の選択

タブレット上の測定したいグリッドポイントをタッチし、測定画面に入ります。

完全非破壊型 鉄筋腐食探知器 iCOR
設定

測定時間、かぶり厚さを設定します。

測定

iCOR本体を測定点に押し当て、タブレット上の測定開始をタッチします。

完全非破壊型 鉄筋腐食探知器 iCOR
測定結果

設定された測定時間経過後、結果が表示されます。

完全非破壊型 鉄筋腐食探知器 iCOR

3.データ収納

タブレット上のデータ収納ボタンをタッチしてグリッドポイント上にデータを収納していきます。データが収納された地点は赤で表示されます。

完全非破壊型 鉄筋腐食探知器 iCOR

4.解析/コンターマップの作成

タブレット上のコンターマップボタンにタッチします。鉄筋腐食速度マップ、コンクリート電気抵抗率マップ、自然電位マップを選択すると、自動で各コンターマップ(等値線図)を描きます。

完全非破壊型 鉄筋腐食探知器 iCOR

5.保存・共有

解析結果は、CSV、PNG、PDF(簡易レポート)形式のファイルで保存され、メールやUSB接続で共有することができます。

iCOR 計測サンプル

生コンクリート打設時に、塩化ナトリウムを混入し作成したもの

完全非破壊型 鉄筋腐食探知器 iCOR

場所:名古屋大学工学部橋梁長寿命化推進室”n2u-BRIDGE”
協力:名古屋大学、中日本高速道路株式会社、中日本ハイウエイ・エンジニアリング名古屋株式会社
日時:2016年1月29日

腐食速度
カラーコード 腐食速度(μm/year) 分類
グリーン < 10 不活発・遅い
イエロー 10~30 中程度
オレンジ 30~100 速い
レッド > 100 著しく速い

凍結防止剤が散布された高速道路の壁高欄

完全非破壊型 鉄筋腐食探知器 iCOR 凍結防止剤が散布された高速道路の壁高欄

中央部から錆汁が発生しているコンクリート

完全非破壊型 鉄筋腐食探知器 iCOR 中央部から錆汁が発生しているコンクリート

iCOR 動画

仕様

製品名 完全非破壊型 鉄筋腐食探知器
型式 iCOR(アイコア)
測定時間 3〜30秒(一方向測定時) ※通常6秒または10秒設定推奨
測定かぶり厚さ 10mm~90mm ※10mm間隔で選択可能
電気抵抗 測定範囲 0〜3kΩ
測定精度 10Ω(+3%)
自然電位 測定範囲 -1〜1V
測定精度 ±10mV
サンプリングレート 3点/秒
入力インピーダンス 10MΩ以上
温度 測定範囲 -10~75℃
測定分解能 ±1.0℃
湿度 測定範囲 0~100%
測定分解能 ±3%RH
通信プロトコル Bluetooth V4.0LE
iCOR本体重量 約975g
iCOR本体寸法 184mm×116.5mm(D×H)
動作環境温度 0~45℃
動作環境湿度 20~95%RH
保管温度 0~50℃
保管湿度 5~90%RH
言語 英語、日本語

※最新版(日本語化)にバージョンアップについてはお問合せください。

iCORは、鉄筋腐食速度を測定するための探知器です。
下記条件の場合、測定時に印加された電流が鉄筋に流れないため、適切に測定できないことがあります。

  • 既に鉄筋が爆裂して空隙ができている、ひび割れ・錆汁が発生している場合
  • 過度に鉄筋が腐食している場合
  • 超高強度コンクリート内の鉄筋
  • 探査面や鉄筋に電気が流れない加工がある場合(エポキシ樹脂塗装鉄筋など)
  • コンクリート表面が非常に乾燥している場合

なお鉄筋腐食が進行し、鉄筋が爆裂して周囲に空隙・ひび割れ(クラック)が発生しているような場合は、電磁波レーダでその空隙の有無を探査することが有効です。

製品構成

標準製品構成

iCOR本体、ハンドフリーサポート付きタブレットPC(ソフトウェアインストール済)、電極用保存液、電導性ジェル、自然電位測定用ケーブル(2m)、タブレットPC充電用USBケーブル、タブレット充電器、コネクションスポンジ、霧吹き、収納ケース、取扱説明書

専用スマートフォンアプリ
オプション

自然電位測定用延長ケーブルリール(30m)

iCOR 取扱説明動画

文献

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鉄筋腐食は、鉄筋深さ・位置を把握することで正確な計測ができます。
鉄筋探査機(電磁波レーダ) ストラクチャスキャン SIR-EZシリーズとの併用がお勧めです。